A1.フォークリフトを利用したトラックへの積み込み、積み下ろしができるため、作業時間短縮による人員コスト削減が最も大きなメリッ トです。着車から出発までの時間が短縮された分、トラックの運用効率も向上します。デメリットとしては、積載効率の悪化、空パレットの回収のためのコスト発生があげられます
A2.鉄道や船舶があります。これらの輸送モードは大量商品の長距離輸送では運賃も抑えられますが、 リードタイムや、港湾での時間、荷役コスト、天候の影響など注意が必要です。
A3.トラックの荷室や、積み付けるパレットに対して、効率的な包装設計をすることが考えられます。また、荷の大きさや配送順序を勘案し、トラックに積み付けるシミュレーションのことを、ロードビルドプランニングといいます。
A4.SCMはサプライチェーンを対象にしたロジスティクスの展開で、モノの生産者から消費者に効率よくモノを動かすための考え方、ソフトウエアのことです。
A5.「less than truck-load 」の略です。トラック1車に満たない、中ロット・小ロットの貨物のことです。
A6.「transfer center」の略で、通過型配送センターのことです。
A7.「distribution center」の略で、在庫型配送センターのことです。
A8.「processing center」の略で、流通加工センターのことです。
A9.「warehouse management system 」の略で、物流センターにおける在庫管理システムをいいます。
A10.「transportation management system 」の略で、運送管理システムのことです。
A11.コンテナ、パレットなどが代表的ですが、その他にも一貫輸送するために統一された容器を使用すれば、ユニットロードと言われます。
A12.倉庫に在庫あるいは保管せず、複数の生産地から貨物を中継施設(ターミナル)に集め、配送先ごとに仕分け積み込みをおこない、一括納入を行うことです。ただし、本格的なクロスドックとは、ユニットロードをフォークリフト作業で行うという概念を指しますが、多品種少量の商慣習では現実不可能といえます。
A13.部品・パーツの品揃えから仕分け、包装設計、梱包~出庫までの一貫作業となります。
A14.「vender management inventory」の略で、直訳するとベンダー(供給業者)が管理する在庫。顧客と受注情報を共有し、ベンダー主導で欠品を出さないよう在庫を管理する方式です。
A15.1 才とは、立法尺のことです。1 才=0.0283 ㎥です。
A16.1坪=3.305785㎡です。したがって平方メートルを3.305785で割れば算出できます。
A17.物流ファンドの台頭により近年急増した10,000坪超級の大型物流センターの設計概念で、一般的に、マルチ~は複数企業入居型で汎用性の高い仕様、ビルド~は単独企業による完全オーダーメイドとして、設計建築されます。
A18.同業種、異業種を問わず、荷物が車単位にまとまり積載効率が向上します。同業種の場合は、店舗などの降ろし先の作業効率化も図れます。
A19.ある活動に対して、Plan(計画)→Do(実施)→Check(検証)→Action (改善)をサイクルさせ、継続的改善を行うことです。
A20.単純にはいいきれませんが、いままで固定費だった物流コストが変動化され、さらに把握しやすくなります。改善や効率化も推進しやすくなります。